OpenSocialによって見えてくる、「SNSってなに?」
| 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ミクシィは11月2日、米国Googleが提供するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)情報参照の共通規格 「Open Social」に賛同する意向を表明した。同社が運営するSNS「mixi」で現在稼働中のウェブAPIを、Open Social仕様に調整して順次公開する予定だ。
mixi、GoogleのSNS共通規格「Open Social」に賛同:ニュース - CNET Japan
- with GroveLog
GoogleによるOpenSocialのリリースをうけて、世界中で賛同の意思を示すSNSサービスが数多く現れた。
mixi、myspaceもそのように発表した。
これで、ソーシャル機能を取り込んだあらゆるアプリケーションがポータビリティを備えることが可能となるんだろうけど、この流れは、既存SNSサービスにとって単純に歓迎できることなのだろうか。
今回、GoogleのOpenSocialのリリースによって、あらゆるSNSサービスがFaceBookと同様に優れたアプリケーションを手に入れるにことになり、短期的にはFaceBookに対抗するという構図になるのだろうけど、長期的にみたときには、OpenSocialの意味はそれだけではないように思える。
たぶん、FaceBookもOpenSocialに対応することになるから、すると、すべてのSNSサービスがアプリケーションのレベルでは均質化するということにならないだろうか。そうなったとき、MySpaceとFaceBookの違いはどこになるんだろうか。
- 「登録ユーザー数(ソーシャルグラフ)=SNSサービスの価値」というのはまず一つあると思う。
- 各SNSごとの特色、そして独自のサービスというのもあると思う。
いま、僕らはOCCP(OpenCommunicationCorePlatform)というプロジェクトを進めている。これは、ユーザーのソーシャルグラフをユーザー自身に帰属させることで、特定のサービスに依存することない、真のソーシャルネットワークを構築しようというプロジェクトだ。
リアル社会と同様に人脈は個人の資産であって、企業や政府に管理されることは決してない。というとイメージしやすいかもしれない。
もし、このOCCPが無償のインフラとして普及したとして(そうなればいいなぁ。)、それは同時にソーシャルグラフ自体がインフラ化するということでもあるのだけれど、そうなったとき、各上位サービスは独自のサービス、情報の質、ニッチ化、など、他のサービスとの差別化がいっそう求められるようになるんだと思う。
追記、
先のブログで、OCCPもOpenSocialに対応可能と書いたけれど、冷静に考えると、それはOCCPを実装する上位サービスの判断であって、OCCPが関与するものではないよね。OCCPはあくまでもソーシャルグラフをインフラ化する目的で、あって、ソーシャルグラフの利用方法は、上位サービスもしくは、アプリケーションに委ねることになる。







コメント(0)