APMLに考える個人の符号化という話

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APML(Attention Profiling Mark-up Language)という、個人の興味を表すXML schemaがある。
検索、購読、購買などアプリケーションがユーザーのアクションを拿捕して自動で生成定義しながら、ユーザーが明示的にそれを補足、補正するようなことが同時に定義されているところが面白い。
このAPMLを育て、精度を高めながら、無限に増殖するウェブサービスから横断的にレコメンド情報を享受することができるようになる・・そんなことが想像できる。

このAPMLや、交友関係を表現するFOAF、言語空間を表現するOWLなど、これらはユニークなID(OpenIDかな)に紐づけられる。そうした多様な個に由来する情報の収束がサイバースペースにおいての個人をどんどんリアルに描いて行く。

このように、僕は、インターネット上で個人を符号化技術で表現するという、とても先進的なチャレンジに期待をしているのだけれど、同時にまだまだ足りないと思うこともある。

過去の自分

ときに、結果より過程に価値がある場合があるし、過程を知る事でその結果の意味がガラリとかわることもある。

リアルで人が他人に共感できる部分は、実は、その人物の背負っているコンテキストに共感しているのである。その人のプロパティを眺めて、感心することはあっても、なかなか共感はしずらい。

人々が情報に期待する事の一つに、「あたらしさ」ということがあるのでなかなか見落としがちだけれど、今後情報技術が高度に進化する中で、きっと、情報のもつコンテキストが重要な意味をもってくるのではないかと思う。

偶然の誘発

似た人間を集めるよりも、似てない人間を混ぜた方がイノベーションは起こりやすい。
興奮するくらい素晴らしいアイディアって言うのは、たいてい思わぬところからやってくるものだ。
僕は普段からそう思っている。

また、「興味の鮮度」を考えたとき、アプリケーション層では正の興味だけでなく負の興味も捕捉しながら、ユーザーの興味関心を快いレベルで攪拌するような巧妙な情報提示を行っていくようになるだろう。これについては今後もう少し展開したい。 

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「連絡」のブログ: APMLから、興味の更新とその可搬性を考える

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このブログでうめちゃんは、「負の興味」「撹拌」というふうに表現しているが、いわば、偶然を誘発するような仕組みが求められているということだ。

個人の符号化が高度に進んだとして、サービスプロバイダーはその傾向からマッチする情報を発信して、コンバージョンを獲得しようと考える。とうぜん、ユーザーの視点からしても便利だ。

APMLによって、自分に興味のある情報が勝手に届く仕組みが実現されるわけだけれど、その便利さを享受しながらも、自分の世界を固定化するのではなくて、どんどん広げて行けるような仕掛けも欲しい。
必然に思えるような偶然な出会い。それも、人生において一度だけでなく、頻繁に起こったらどうだろうか。冗談ではなくて、それがこれからのインターネットに求められてくるというのは間違いない。

そして、よりリアルに。

今回考えたような要素というのは、インターネット社会が現実社会により近づくためには、必要な要素となるはずだ。
当然、さまざまな問題をクリアしていかなければならないのだけれど、そんな問題も含めて、今後も考えて行きたい。