2008年1月18日 13:07 Iwao Kobayashi
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Yahooの現在の安定性に対する評価がどうであれ、これは間違いなくOpenID 2.0にとって大きな勝利といえる。少し前まで、インターネットの世界でOpenIDは未来の夢物語だった。OpenIDの生みの親はWeb 2.0のカリスマ的存在であるBrad Fitzpatrick氏である。同氏はLiveJournalの設立者であり、2007年にはOpenSocialデベロッパー構想における最重要人物の1人としてGoogleに迎え入れられた。

米ヤフー、OpenIDのサポートを発表:ニュース - CNET Japan
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OpenIDとはそれに対応するサービスであれば、一つのIDでログインできる仕様のこと。
これまで、サービスごとにアカウントを作成しなければならなくて、IDなんだったかなとか、パスワードなんだったかな・・という、煩わしい悩みから解放される。もちろん、OpenIDの特徴はそれだけではなくて、なにより評価できるのは、ユーザー主体のインターネット社会を描いた、その自由な思想にあると思う。
OCCPプロジェクトもユーザー主体による、自由で平等なインターネット社会の実現という、OpenIDと同じ目標を持っている。OCCPは、まだ始まったばかりで、どこまで、なにができるかは未知数だし、不安もある。
このOpenIDの飛躍はすべてのインターネットユーザーにとって歓迎できる事象だし、僕にとっては、希望を与えてくれる出来事でもある。
これからのインターネット社会がより自由で平等であるように願う。
2007年12月31日 17:56 Iwao Kobayashi
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自由なコミュニケーション
OCCPでは、以上のような考えに基づき、個人が自由に情報活動をすることによりアイデンティティを確立していくことを支援します。
そして、同時に特定の企業、団体、サービスに依存しない、個々人のつながりによるネットワークを構築することも支援します。
このネットワーク基盤こそ、インターネットが社会として発展していくための礎となりえると考えています。
サービスプロバイダーはこのインターネット規模のソーシャルネットワークを利用してユーザーに対してより価値のあるサービスを提供することが可能になり、そして、ユーザーはサービスの垣根を超えて自由に情報活動することが可能になるのです。
私たちはこうした理想を実現するべくOCCPを提唱します。

OCCP宣言 - OCCP(Open Communication Core Platform) Project
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どうにか、年内に情報発信できました。
ユーザーは任意のエージェントサーバにアカウントを開設してOCCP-URLを発行します。(エージェントサーバは自前で構築することも可能!)
そして、OCCPを実装したサーバー間では、ユーザーレベルで自由にソーシャルグラフ(友達関係)を構築することができるようになります。
SNSサービスでなくても、個人で運用するブログであっても、OCCP-URLさえあれば、簡単に友達申請してソーシャルグラフを構築することができます。
今後、ソーシャル機能を実装したあらゆるウェブサービスやウェブアプリケーションがどんどん登場すると考えられますが、そのなかで、ユーザーが自由に自分のソーシャルグラフをコントロールできることは非常に重要です。
Googleや、FaceBookなど特定のサービスにソーシャルグラフを委ねるのではなく、分散設計されたオープンなインフラのうえでソーシャルグラフを構築するということは、ユーザーにとって真の自由を獲得することになります。
今後、OCCPプロジェクトでは協力者を募りつつ、有効的な利用方法を模索していきます。
OCCPに興味がある方はぜひ、ご一報を!
2007年11月 3日 11:45 Iwao Kobayashi
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ミクシィは11月2日、米国Googleが提供するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)情報参照の共通規格 「Open Social」に賛同する意向を表明した。同社が運営するSNS「mixi」で現在稼働中のウェブAPIを、Open Social仕様に調整して順次公開する予定だ。

mixi、GoogleのSNS共通規格「Open Social」に賛同:ニュース - CNET Japan
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GoogleによるOpenSocialのリリースをうけて、世界中で賛同の意思を示すSNSサービスが数多く現れた。
mixi、myspaceもそのように発表した。
これで、ソーシャル機能を取り込んだあらゆるアプリケーションがポータビリティを備えることが可能となるんだろうけど、この流れは、既存SNSサービスにとって単純に歓迎できることなのだろうか。
今回、GoogleのOpenSocialのリリースによって、あらゆるSNSサービスがFaceBookと同様に優れたアプリケーションを手に入れるにことになり、短期的にはFaceBookに対抗するという構図になるのだろうけど、長期的にみたときには、OpenSocialの意味はそれだけではないように思える。
たぶん、FaceBookもOpenSocialに対応することになるから、すると、すべてのSNSサービスがアプリケーションのレベルでは均質化するということにならないだろうか。そうなったとき、MySpaceとFaceBookの違いはどこになるんだろうか。
- 「登録ユーザー数(ソーシャルグラフ)=SNSサービスの価値」というのはまず一つあると思う。
- 各SNSごとの特色、そして独自のサービスというのもあると思う。
いま、僕らはOCCP(OpenCommunicationCorePlatform)というプロジェクトを進めている。これは、ユーザーのソーシャルグラフをユーザー自身に帰属させることで、特定のサービスに依存することない、真のソーシャルネットワークを構築しようというプロジェクトだ。
リアル社会と同様に人脈は個人の資産であって、企業や政府に管理されることは決してない。というとイメージしやすいかもしれない。
もし、このOCCPが無償のインフラとして普及したとして(そうなればいいなぁ。)、それは同時にソーシャルグラフ自体がインフラ化するということでもあるのだけれど、そうなったとき、各上位サービスは独自のサービス、情報の質、ニッチ化、など、他のサービスとの差別化がいっそう求められるようになるんだと思う。
追記、
先のブログで、OCCPもOpenSocialに対応可能と書いたけれど、冷静に考えると、それはOCCPを実装する上位サービスの判断であって、OCCPが関与するものではないよね。OCCPはあくまでもソーシャルグラフをインフラ化する目的で、あって、ソーシャルグラフの利用方法は、上位サービスもしくは、アプリケーションに委ねることになる。